病院で頚椎捻挫と診断されたけれど・・・頚椎捻挫 頚椎損傷

むち打ち症は、正式には頚椎捻挫、頚椎損傷という名称です。

頚椎損傷

頚椎とは、首の骨のことなのですが、首の骨はまっすぐな一本の骨でできているわけではありません。小さな7つの骨がつながってできています。そのため、左右上下にと自由に首を動かすことが可能になっています。

この、骨と骨をつないでいる関節に外部から正常に動ける範囲を超えた力が加わることによって、損傷を受け痛みや腫れを生じることになります。交通事故の際、衝突の衝撃や急停車の際の反動で前のほうに頭がふられ、その後の反動で今度は後ろにそります。不自然なS字を描くことにより大きな負担を首にかけてしまうのです。

また、首の中は、脳から全身へと神経がつながっているとても大事な場所です。そのため、頚椎に強い衝撃があるとまわりにある脊髄もダメージを受けることになり、首から下に障害が起こることになってしまいます。損傷を受けた場所によっては、呼吸が困難になったりすることもあれば、歩くことも出来なくなるといった恐ろしいことになることさえありうるのです。

交通事故の後、首が痛い、肩が痛い、頭痛がする、腰が痛い、身体がだるいなどの症状が出たら、「むち打ち症」が疑われます。この症状が出たから「あ!むち打ち症だ!」と考えるのは専門家ではないのですから難しいことと思います。そして、なんだ、むち打ちか、そのうち治るだろうなどと軽く考えないでください。

むち打ち症は、意外に治りにくいものですし、症状が悪化するとさらなる身体の不調を伴うようになり慢性化させてしまう恐れのあるものなのです。そのため、頚椎の調整や筋肉を整えるマッサージをしてあげることが必要です。湿布を張っているだけでは、治癒はできません。

症状の回復には筋力アップが鍵!

リハビリが重要です

一般的に知られてないことですが、頚椎捻挫の後は筋力アップのためのリハビリがとても重要です。それは交通事故の際、痛めてしまった箇所が修復していないうちに、肩や首の筋力が落ちてしまうからです。また、今までなんでもなかった動きでさえも負担に感じてしまうため、修復を遅らせてしまうことになります。

筋力が低下するということは、肩こり、首こりになりやすくなるということです。肩こりがあると、眼も疲れやすくなりますし、手がしびれたり寝つきが悪くなったりします。頚椎捻挫、頚椎損傷の治療に伴い、筋力アップのリハビリを積極的に行うことで症状の改善も早くなりますし、その後の生活も快適なものとなることでしょう。